westminorityの日記

東京大学大学院建築学専攻 川添研(2012〜)←隈研(〜2011) 雑誌「新建築」にて月評執筆中! 聖光学院 GSDy 「解体の作法展」 卒制「明日の世界企業-ケーススタディ:ユニクロ-」 環境デザインコンペ2012 第四回長谷工コンペ 生きるための家展

継続性のない理論は建築を語る上で害悪でしかない(新建築6月号月評に関する覚え書き)

(最初に:久しぶりのブログだったので敬語に統一するのをすっかり忘れていましたwww) (雑誌「新建築」の月評(建築批評欄)を担当させていただいてからはや半年、建築を語ることで四苦八苦しながら色々と勉強させてもらっているといった感じだw 6月号は…

「解体の作法」に関する覚え書き<その1-3、レスポンスへの回答>

>さて、この分別を最初のレスポンスのカテゴリーに当てはめるてから、各議題への回答をしていきたいと思います。一つ一つ当てはめて行くと・・・ ①建物的提案としての議論:「広義の解体の作法」に関する議題 ②生産論的な議論/合理性/コスト:「狭義の解…

「解体の作法」に関する覚え書き<その1-2、「広義/狭義の解体の作法」>

>ここからは「解体の作法」にまつわる大まかな概念構造を整理しながら、各議題へアプローチしたいと思います。概念構造に関して、最初に指摘しておかなくてはいけないことに、 今回の解体の作法展には「広義の解体の作法」と「狭義の解体の作法」が入り混じ…

「解体の作法」に関する覚え書き<その1-1、レスポンス内容>

ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、 現在「解体の作法展」というものを新宿リビングデザインセンターで行っております。 (ご来場して下さった方々にはこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました!) (まだいらしてない…

「社会的責任の担保」、上からと、下からと、

突然ですが、僕は「建築家が社会的責任を担保する」という言葉に矛盾を感じています。 矛盾・・・というと表現が良くないのだけれども、建築家が「建築家として」社会的責任を担保する像が浮かばないからなのではないかと。 (ちなみに、ここで言う社会的責…

ブログで文章書きためることにしました。

以前一回やって、ネタが尽きてやめてしまったブログをもう一回やり始めることにしました。 というのも、ツイッターでは限界、というか、無理な読解を見て下さっている人に強いることが、最近実感出来たのです。 そのため、文章を書く訓練も含めて、少しずつ…